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CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> ブログ >> 「600万画CCD搭載機種でK100Dの画像の出し方を超えたものは正直ない」
 

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必ずしも画質に結びつかない高画素を求め、撮像素子(CCDやCMOS)の
開発を急ぐ余り、その撮像素子を十分に生かせるノウハウが得られる
頃には次の撮像素子にスイッチしてしまっているという矛盾が生じて
いるのではないか、というお話。著者の深い洞察力が伺える。


『K100D Super』に見る、一眼レフの進化樹
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 基本設計を変えず、ひとつのモデルを磨き上げる。これによって
製品の寿命を長くし、完成度を高めていくアプローチは、陳腐化の
速いデジタルカメラの市場ではまだまだ少ない例だ。


 撮像素子に関しては「新しいセンサー=高画質」というイメージ
が定着している。メーカーは高画質化の根拠に画素数の向上を挙げ
るケースが多く、古いセンサーを搭載した機種はそれだけで低画質
ととらえられがちだ。

 しかし、“新しい撮像素子(特に高画素な撮像素子)=高画質”
という理屈が常に正しいわけではないと筆者は考えている。

 特に、撮像素子から取り出したアナログの信号をいかにノイズを
押さえてA/Dコンバーターへ運ぶかどうか、つまりアナログ回路の
できは、カメラの画質を大きく左右する。これは最近ニーズの
高まっている高感度撮影などで顕著だ。


 あまりに速いモデルチェンジによって、撮像素子のポテンシャルを
存分に生かせるころには、撮像素子そのものが陳腐化してしまって
いるという逆説が導き出されているのではないかとも感じるのだ。

 カメラメーカー各社が力を入れている高画素な撮像素子の搭載は、
基本的には“カタログスペック上の訴求効果”が大きいのでは
ないだろうか。自社で撮像素子まで生産しているメーカーは、
ロードマップに沿って新しい撮像素子を作っていかざるを得ない
面もある。


 私はこれまでの600万画CCD搭載機種でK100Dの画像の出し方を
超えたものは正直ないと思っている。それは、数々の試行錯誤を
経て、アナログ回路のノイズ対策を限界まで試した、ノウハウの
結晶とも言える。その結果は最高感度ISO 3200の画像にも表れて
いる。


 “大きな画素数=いいもの”とメーカーは盛んに宣伝する。
一方で、一般ユーザーにとって、最低限どのぐらいの画素数が
必要なのかという議論はあまりなされていない。

 実際は600万画素でも困らないシチュエーションが大半なのだ。
600万画素(3008×2000ドット)あれば、A4サイズの用紙に出力した
場合でも、300dpi程度の解像度が得られる。雑誌などの商業印刷も
300〜400dpi程度の解像度で印刷されている。


 いずれにしても“大きな画素数=いいもの”の図式は、そろそろ
見直すべき時期なのではないだろうか。車に例えれば、確かに
「大きな排気量の大型車」は「高性能」である。しかし、その車は
狭い路地をスイスイと走れるだろうか?
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 (しわち #- URL)
いいカメラでイイ写真期待しています!!
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