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[ 車関連 ] 2006/08/14(月)
HIDとは、車のヘッドライト等に利用されるライトのことで、 バルブ内のキセノンガスに高電圧を加えることにより、従来の ハロゲンライトに比べ2〜3倍の明るさを出すことができるため、 限りなく太陽光に近い白い光を出すことができるのです。 そのため、最近ではヘッドライトをHID化するカスタマイズや、 HIDバナーを色々と変えるカスタマイズが流行です。 ちなみに、HIDの色を表す「K(ケルビン)」という単位は、 明るさの単位ではなく、色温度の単位です。そのため、 この数値が大きければ大きいほど(眩しく感じることはあっても) 絶対的な明るさが高くなるわけではありません。 百聞は一見にしかずということで、私の車で早速確かめてみましょう! 片方のHIDバルブだけ交換して、明るい場所で比較してみます。 まずは交換していない純正の写真。 ![]() もともと純正でHIDが入っているので、絶対的な明るさに不満を 感じるという方は少ないとは思いますが、それでもこのように 黄色がかった色に見えます。特に意識しない限りは白色に見える かもしれません。(皆さんも試してみてください。) そして、こちらが9500KのHIDバルブに交換した後の写真。 ![]() 神秘的なブルーがかった美しい色です。 純正の時の写真と比べこの写真が暗く見えるのは、純正の時と 同じ明るさバランスで画像を加工すると、白く飛んでしまうため、 若干明るさを落として色が見えるようにしているからです。 色温度が上がるにつれて、色味は黄色から白色、そして青色へと 変化していきます。これは、光の波長が短くなるからなのですが、 波長が短くなればなるほど、霧や雨、空気中のチリやほこりなどに 影響を受け易く、乱反射をしてしまうので見にくくなってきます。 そのため、K(ケルビン)の高いHIDだと雨の日に見にくくなる 恐れが生じます。また、反射光にコントラストを付ける光の波長が 含まれないため、体感的に暗く・見にくく感じることもあります。 両方のHIDバルブを交換し、実際に暗くなるのを待ってから、 交換後の状態を撮影してみると…、 ![]() ノーマルの明るさバランスで撮影するとワケわかりません笑。 デジカメの明るさ(露出)をマイナス2まで落として撮影すると ようやく見えてきます。 ![]() 夜間撮影のため、危険防止のためハザードを点灯しています。 そのため、ウインカーの色が多少写り込んでいますが、 ご容赦下さい。 ![]() 照射ラインを見ると分かるのですが、非常にシャープに路面を 映し出しています。撮影した日は雨上がり後、路面がほぼ乾燥 したかなという状態ですが、白線が鮮明に浮かび上がっているのが よく分かります。 ![]() と、ココまで読むと、HIDバルブの8000〜9000Kは凄く良いように 感じると思うのですが…。装着直後にテスト走行時を行った時は 雨上がり直後で、路面はウエット。 雨は降っていないにもかかわらず…純正の時よりも 暗く感じました!笑 恐らく、路面に残っている水分が、HIDの光を乱反射してしまい、 目に跳ね返ってくる光量が減っているのだと思います。 作業担当者からも「雨が降る時は絶対にフォグを付けるように!」と 言われていましたが、まさか、雨が降っていない状態でもこんなに 影響が出るのかとビックリ。 それになんだか、HIDが照らす路面状況はのっぺりした感じで、 路面状況を把握するにはあまり適しているとは言えません。 ![]() ハイビームなしの状態と ![]() ハイビームありの状態(HIDのロービームも照射されています)。 HIDの8000〜9000Kクラス(上)と比較すると、ハイビーム(下)も 黄色っぽく見えます。ハイビーム(黄色)有りの方が路面のうねり (立体感)を把握しやすいように感じます。 (ちなみに40ソアラのハイビームはHIRハロゲンらしいです。) ケルビンの高いHIDは見た目に本当に美しくて綺麗ですが、 雨天時や路面状況の把握性能等の実用性を考えると、 4000〜6000K辺りをチョイスするのが賢い選択と言えるでしょう。 * 比較し易いようにカラーバランスや明るさを調整している画像が含まれています。ご容赦下さい。
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