無料サンプル、ブログライター、ブログで口コミプロモーションならレビューブログ
" 切なく、儚く、愛おしく。"
ポートレイト、スナップ、カメラレビューなど。

<< 新しい記事 | 最新の記事 |  古い記事 >>



      SIGMA DP1 Merrill、DP2 Merrill、SD1 Merrill 【CP+2012】

      [ レビュー ]   2012/02/10(金)


CP+2012の開催日前日、シグマから、DPシリーズの刷新、及び
SD1 Merrillのリリースという電撃的なニュースが発表になりました。


DPシリーズは新たにSD1の4600万画素Foveonセンサーを採用し、
新型「DP Merrill」に生まれ変わります。

また、SD1 MerrillはSD1と同内容ながら、価格を一気に20万円
に値下げ(SD1は発売当初70万円でした)。それと同時に、
SD1ポイントサポートプログラムを実施することになりました。

これは、SD1を既に購入しているユーザーに対して、40万円相当の
ポイントを進呈するというものです。このポイントはシグマ社にて
利用でき、ポイント相当の商品と交換できるそうです。



というわけで、CP+2012のシグマブースにお邪魔して、
これらの製品に関して詳しいお話を聞いてきました。

* 注意:この記事に書かれている内容は、開発段階でのお話
のため、製品版では仕様等が変わる可能性があります。


IMG_4751.jpg


--------------------

■ DP1 MerrillとDP2 Merrillのネーミング

今回からセンサーのジェネレーションネームを製品に入れる
ようにしました。

DP3やDP4といったネーミングも考えましたが、今後数値が増えて
いくことで、例えば「8ってなんだっけ?」となってしまうことを
危惧しました。

DPシリーズの「1は広角」「2は標準」という認知度が定着したので、
せっかくですので、それを継承することに決めました。

当然、センサーが変われば名前もまた変わります。基本的にFoveonと
縁のある名前を使うつもりでいます。そのため、「クロカワ」といった
名前が将来採用されることがあるかもしれません。



■ DP1 MerrillとDP2 Merrillの魅力や改良点

DPシリーズ最大の魅力は、SD1のセンサーを採用したことです。
つまり、4600万画素を手軽に持ち歩くことができます。

液晶モニターは3型でSD1と同じ大きさながら92万ドットですので
相当綺麗になりました。


お客様から頂いた改善要望を取り入れ、現行モデルではシャッター
ボタン裏側にあったフォーカスダイヤルを廃止し、新たにレンズ
周囲にフォーカスリングを用意しました。これにより、一眼ライクな
フォーカス操作が可能になりました。

(ただし、オートフォーカス時にフルタイムマニュアルのようには
使えません。)


また、新たにコマンドダイヤルを用意したので、従来の十時ボタン
だけではなく、ダイヤルを回すだけで設定を変更できるようになり
ました。


さらに、QS(クイックセット)ボタンのカスタマイズが可能に
なりました。

レイアウトを自分の好きなように変更できるようになっただけ
ではなく、デフォルトで表示されていない機能もメニューから
持ってくることができるようになりました。

設定内容の変更はコマンドダイヤルでも変更可能になったので、
従来であれば一方向にしか変更できなかった設定が、逆方向にも
設定できるようになりました。

IMG_4741.jpg



■ DP1 MerrillとDP2 Merrillのレンズ

レンズはセンサーの性能を最大限引き出せるよう専用設計して
います。条件によっては、SD1以上の画が出るかもしれません。

DP1 MerrillのレンズはF4ではなくF2.8に変更(グレードアップ)
しました。

マイクロフォーサーズ用の19mm/30mmのレンズと、DP1/DP2
Merrillのレンズは同じDNAを持つレンズです。逆から言うと、
マイクロフォーサーズ用レンズもDP Merrillと同じレベルの
写りを手に入れることが出来ます。

IMG_4738.jpg



■ DP1 MerrillとDP2 Merrillの発売時期

DP2 Merrillが5月から6月、DP1 Merrillは8月頃になりそうです。



■ SD1について

まずは、SD1が欲しかったけれど高くて買えなかったユーザーの
方に使って頂きたいです。また、他のメーカーさんのカメラに
飽き足らないという方にも是非手にして頂きたいです。

Foveonセンサーは、フィルムのような自然な立体感があり、
グラデーションが豊富ですから、写真好きな人にその良さを
感じて頂けたらと思います。



■ 最後に

DP Merrillシリーズは、気軽に使うコンパクトなカメラという
よりも、作品撮りのようにじっくり被写体と向き合うような際に
使って頂きたいです。

また、SD1を使っている方も、他社のカメラを使っている方も、
どちらか一方のカメラだけを使うというのではなく、それぞれの
長所を生かすように補完しながら使って頂きたいです。

そのように使いながら、Foveonの持つ描写の違いを感じて
もらえるととても嬉しいです。

--------------------

IMG_4747.jpg



昨今の一般的なデジタルカメラは「誰もがシャッターボタンを
押せば手軽に美しい写真が撮れる」という方向性が強いですが、
Foveonセンサーはそういった「楽をする」トレンドとは異なる
方向を向いているセンサーです。

Foveonセンサーは一般的なデジタルカメラに比べ解像感に優れて
いますが、Jpeg画質が安定しなかったり、高感度に弱いなどの
特徴があります。


ですので、初心者がうかつに手を出すと火傷しかねないのですが、
DP Merrillシリーズは、SD1のセンサーを採用したことで、現行
モデルより確実に扱い易くなると思います。

もちろん、SD1 Merrillも値が下がったことで手が出しやすく
なりましたw。



ただ、ユーザーの裾野が広がると、Foveonセンサーの特徴を
よく理解しないでカメラを手にしてしまう人が増えてしまう
かもしれません。

その辺りのことを考えると、今後はユーザーに対してFoveonの
正しい知識やFoveonカメラのより良い使い方といった情報を
提供するような環境があると良いのかなと感じました。




最後になりましたが、お忙しいところ色々と質問にお答えくださり、
ありがとうございました…!




コメント ( 0 )  |   トラックバック ( 0 )




トラックバック トラックバックURLはこちら
http://sorryfull.blog8.fc2.com/tb.php/2198-ebbaf34e



<< 新しい記事 | 最新の記事 |  古い記事 >>