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   象の鼻パークの美しい夜景 …マンフロット カーボン三脚レビュー その2

     [ レビュー記事 ]   2010/05/18(火)


さて、前置きだけで1記事になってしまいましたが、横浜象の鼻パークで
開催された、マンフロット社のカーボン三脚を体験する夜景撮影&モデル
撮影イベントの続きです。

_MG_5798.jpg

当日撮影した写真はこちらからどうそ


11955-304-168429



マンフロット社の三脚には、コストパフォーマンスに長けた初心者向けの
M-Yシリーズがあるのですが、そのラインナップに新たにカーボン三脚が
加わりました。

それが、7322CY(ボール雲台付き)と、732CY(雲台無し)の二種類の
カーボン三脚です。カーボン(バサルトカーボン)ながら実売価格は
一万円台。縮めると51cm、伸ばすと143cm。最大耐荷重は3.5キロなので、
エントリー?ミドルクラスのデジタル一眼でも使えます。

CA6D3515-Edit.jpg

なお、通常三脚といえば雲台部分が脱着できるようになっているのですが、
7322CYは脱着できないモデルとなっているので、その点だけご注意下さい。


今回は、このバサルトカーボン三脚7322CYを実際の夜景撮影等で利用する
という趣旨のイベントだったのですが、マンフロットさんのご厚意で、
190CXや055CXといったミドル?ハイエンドクラスのデジタル一眼でも利用
できる三脚や雲台なども多数ご用意頂きました。

_MG_5881.jpg


三脚はカメラやレンズなど重い物を乗せるので、丈夫でなければいけません。
かといって、頑丈に作ってしまうと三脚自体の重量が重くなります。
三脚は重ければ重いほど安定するので良いのですが、誰だって荷物は
軽くしたいもの(笑。

そこで登場するのがカーボンです。カーボン三脚の良さはなんといっても
その軽さです。それていでカーボンは、F1などのレーシングカーや、F22
ステルス戦闘機に使われているほど丈夫な素材なのです。

また、アルミなどと異なりカーボンはそれ自体に振動を吸収する性質が
あるため、揺れが三脚に伝わったとしても、すぐに収まってくれます。



講師として、カメラマンの下村孝先生をお招きし、三脚の基本的な
使い方から、実践的なコツまで幅広く教えて頂きました。

CA6D3546.jpg

「三脚なんて、伸ばして広げて、締めるだけ」と甘く考えていた私ですが、

・ Manfrottoのロゴが入った足を前に出す … そうすると、操作部が右側に
来るので操作しやすくなる。

・ 人間は押すよりも引く力の方が強いので、雲台を増し締めする時はロック
レバーを引くように締めると良い。7322CYのレバーはラチェット機構を備えており、
引っ張ることにより自由に回るので、"引く"増し締めがし易い。

などなど色々なことを教わり、まさに目からウロコ。


_MG_5845.jpg
下村先生がお使いの三角形のレフ板はLastolite社のトライグリップリフレクター。
マンフロット社はマンフロットブランドだけではなく、ジッツオ、ナショナルジオグラフィック、
Kata、Lastoliteなども取り扱っています。



下村先生には、撮影中も「参加者の方に少しでも良い写真を撮ってもらいたい、
一つでも多く撮影のコツを伝えたい」とばかりレフやライティングなどで様々な
ご尽力を頂きました。ありがとうございます!



そして、このイベント中に撮影した写真でフォトコンテストを行うことが発表になり、
その賞品が発表されました。その賞品がコチラ!

CA6D3527.jpg


なんと三脚を中に入れることができるという、日本未発売のマンフロット
カメラリュック。マジデスカ!三脚内蔵できるリュックがあるんですか!

ちなみに私は今回のイベント企画に関わっているため、このコンテストの
参加資格はありません?!一体どなたが受賞されるのか、今からドキドキ
してます。(ちなみに審査員は下村先生やマンフロットのスタッフさんが
担当されます。)



で、いよいよ撮影タイム!

三脚を使うことで手ぶれを防ぐことができるのみならず、ファインダーに
集中できるようになるので、構図を隅々まで厳密に煮詰めることができます。
ライブビュー機能との相性も良いです。

CA6D3618.jpg


象の鼻パークは横浜赤レンガと横浜港大さん橋の間にあります。ここからは
赤レンガや大さん橋のみならず、さらにベイブリッジ、みなとみらい、横浜税関
などの夜景を捉えることができる他、パーク内には夜間点灯するライトパネル
などがあり、夜景を撮影するには絶好の場所です。

ただし、海沿いにある象の鼻パークでは、夜に海風が強く吹くことが多いので
それなりの防寒装備を整えておく必要があります。特に夜景撮影はじっとして
体を動かさないことがほとんどなので、思いがけず体が冷えることがあります。


CA6D3592.jpg
三脚を使えば、コンデジでも一眼レフカメラに引けを取らない夜景写真を撮ることができます。

シャッター速度を遅くした撮影ではバッテリーの消耗が速くなります。
さらに、バッテリーは冷えてくると本来の性能を発揮できなくなるので、
強い風が吹いているとバッテリーがすぐ使えなくなることがあります。

そういう時は一度バッテリーを抜いて、体温やカイロで暖めるとバッテリーが
回復します。ただし、暖めすぎると破裂するのでカイロで暖める際は、
暖め過ぎにご注意下さい。



_MG_5935.jpg
三脚使用。シャッター速度20秒 F9 ISO100。

三脚撮影を行う上で大切なのは「カメラにも三脚にも触れない」ことです。
シャッターはできるだけリモコンで切ること。リモコンが無い場合は、
2秒のセルフタイマーを活用します。そうすることで、シャッターボタンを
押す際のわずかなブレを防ぐことができます。


_MG_5959_20100518141732.jpg

カメラやレンズによっては三脚利用時に手ぶれ補正をOFFにするよう
指示されていることが多いので、マニュアルを確認してください。

ただし、強風時などで三脚を使ってもブレてしまうという時に手ぶれ
補正をONにするとブレをおさえて撮影できることもあります。
強風時にはストラップなどが風を受けて揺れてしまい、それがブレに
つながることすらあります。そんなときはストラップは外すか、
三脚に巻き付けておきましょう。

それでもブレてしまう場合は、重いカメラバッグを三脚にかけることで、
三脚を安定させることができますが、三脚の耐荷重を超えないように注意
してください。

なお、撮影時にギュッと三脚を握りしめてしまうことがありますが、
そうすると体のわずかな揺れが三脚に伝わってしまうので、触らないように
しましょう。



CA6D3711.jpg

夜景を撮影するには、コンパクトデジタルカメラであれば、シーンモード
などに「夜景」という設定があるので、それを使います。

デジタル一眼の場合は、カメラのモードをTV(シャッター速度優先)にし、
速度を3-5秒程度にします。そしてISOを最低の100(カメラによっては200)にして
撮影を行います。絞りをコントロールしたいのであれば、AV(絞り優先)を
使って8-11まで絞って撮影してもOKです。

撮影した写真を見て、もっと明るく撮りたい/暗く撮りたいと感じたら、
それにあわせて露出補正を行い、再度撮影します。この時の絞り値と
シャッター速度値を覚えておき、慣れてきたらマニュアルモードを使って
絞りやシャッター速度を別々に調整してみましょう。


シャッター速度を遅くすればするほど、人など動いている物は写りません。
ただし、車のヘッドライトなど光っている物は写ります。最近は携帯を
操作しながら歩いている人が多く、その場合は人といえども携帯の画面が
光の帯として写ってしまうので、注意が必要です。



_MG_5919.jpg
三脚使用。シャッター速度10秒 F4 ISO100。

日没後30分ぐらいなら、長めのシャッター速度で美しい空の色を写す
ことができます。この日はあいにくのどんよりとした曇り空でしたが、
雲がなければオレンジから紫そして紺へとつながるグラデーションを楽しむ
ことができたでしょう。

しばらくすると、空も真っ黒にしか映らなくなり、「もう空の色が出ないー!」
なんてボヤいていたら、隣にいたクマデジタルさんがニヤッと一言「蛍光灯」。

おお、さすがクマデジタルさん!と、早速ホワイトバランスを蛍光灯に
設定し直して撮影。


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三脚使用。シャッター速度10秒 F5 ISO100。

ズルい私はその後RAWで撮り、帰ってからホワイトバランスを煮詰めてました。
反則でスミマセン(笑。




_MG_5930.jpg
三脚使用。シャッター速度15秒 F11 ISO100。

横浜みなとみらいと言えば観覧車「コスモクロック21」が有名です。
この観覧車、毎時15分おきに、花火をイメージしたイルミネーションを
行います。通常の点灯パターン時にシャッター速度を遅くして撮ると
上の写真のように写るのですが、イルミネーション時だと


_MG_5911.jpg
三脚使用。シャッター速度10秒 F8 ISO100。

イルミネーションのパターンや、シャッター速度に応じて様々な色や形を撮る
ことができます。今回は限られた時間の中での撮影だったので、試せなかったと
思いますが、機会があれば、このイルミネーションを狙って撮ってみてください。
(シャッター速度を長くすると白色になってしまうので、まずは3秒位で撮って
みてください。)



ただ、スミマセン。

CA6D3687.jpg

モデルと夜景の撮影希望者が半々ぐらいになると予想していたのですが、
今回はモデル撮影希望者がほとんどだったため、モデル撮影時、前後左右に
移動するゆとりが全くなく、三脚のセッティングや構図の調整などをする
余裕があまり無いと感じられた人が多かったのではないかと思います。
申し訳ありませんでした。

少し長めのレンズを使って離れた場所から撮ることで、背景になる夜景を
ドーンと大きく撮ろう…なんて考えていたのですが、無理でした。
この辺りの反省点は次回以降で生かしたいと思います…!




_MG_5946.jpg


最後になりましたが、極寒の中遅くまでご同行頂き、色々と配慮して下さった
横浜赤レンガ倉庫共同事業体のO様、本当にありがとうございました…!




* 参加されたみなさんの記事・写真こちらのページから

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 (静岡散歩 #- URL
昨日は、Blogにコメントを頂き、ありあがとう
ございます。

モノフェローズのイベントでは、回を増す毎に
裏方のお仕事が増えていらっしゃる様で、
参加者として撮影を楽しむ機会が減っている
のかな?と素人ながら思っております。

塚崎さんのTwitterでの紹介で、動画を拝見させて頂きました。
撮り方もさることながら、コメントの付け方も
とても参考になりました。ありがとうございます。
[ 編集 ]


 (しょういち #- URL)
7キロの装備、お疲れ様でした!
重装備はカメラマンの鏡です!笑


> 撮影を楽しむ機会が減っているのかな?

ご配慮頂き恐縮です…!
むしろ楽しさ倍増しているのでご安心下さい~~笑。

楽しいことは、皆さんと共有することでさらに楽しさが倍増すると
感じていますので、良い企画を練ることで、みなさんが参加し、
楽しんで頂ければ、まさに本望です。

それに、私は個人でモデル手配して撮影できちゃうので、
是非とも皆さんに1秒でもワンカットでも多く体験して頂きたいです…!
[ 編集 ]




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