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[ レビュー記事 ] 2008/12/26(金)
Previously Reviews : ・ ニコンD90 レビュー1 〜 D300とD90のアヤシイ関係 ・ ニコンD90 レビュー2 〜D90の動画機能は誰のため? ・ 握るだけで良い写真が撮れる期待感に溢れるカメラ 〜ニコンD90 レビューその3 ・ ISO3200で撮るお台場のイルミネーション 〜ニコンD90 レビューその4 ・ イルミネーションを背景にモデル撮影 〜ニコンD90 レビューその5 ・ 楽しくない動画撮影 〜ニコンD90 レビューその6 撮影当日は ![]() LUMIX G1、D90、50D、5D MarkIIと4台も揃った為に こんな状態でうろちょろと…笑。写真には少ししか写って いませんが、レンズ5本にストロボなどもろもろ詰め込んだ カバンも。 モデルさんが一緒にいなければ "ヤバイヤツ" を通り越して、 単なるバカです(漠。 さすがにキツかったので、モデルさんの「持ちましょうか」の お言葉に、遠慮無く存分に甘えて、LumixG1はモデルさんに 持ってもらいました…。 さて、キヤノン50DとニコンD90の比較。 ボディの質感:キヤノン50D さすがキヤノン50Dのボディはマグネシウム合金製だけあって 手に握ったときの感覚が違う。エアガンと本物の銃を持った位の 差がある。…本物の銃は持ったことないけど(漠。 操作感:ニコンD90 ボタンの押し心地やシャッターを切ったときのサウンド、 SDカードの蓋の動きなど、どれを取ってもD90の方が上。 D90は操作していて本当に気持ちがイイ。 キヤノンは、その辺は1D系(上位機種)のボディで、という ことなのだろう。 操作性:互角 絞りやホワイトバランスの変更といった、撮影に関わる機能の 変更では、ニコンD90が「ボタンを押してダイヤルを回す」 &「一つのボタンには一つの機能」というスタイルで全て統一 しており、分かりやすい。 一方で、設定内容を変更する場合は、キヤノン50Dが、設定変更時の カテゴリー移動(左右)は左右方向に回る上部ダイヤル、項目選択 (上下)は上下方向に回る後ダイヤルと、直感的に分かりやすい のみならず、素早い操作を可能にしており、使いやすい。 その他、D90はカスタマイズカテゴリをまたいで移動できるが、 50Dはまたげない、など細かい差があるが(前者は全てのカテゴリに アクセスしやすく、後者は整理されて分かりやすい)メニュー デザインは50Dの方が洗練されている感じを受けた。 ![]() (D90で撮影) 連写性能:キヤノン50D キヤノン50Dのパコパコといった安物っぽいシャッター音は イマイチだが、それを帳消しにしてくれる最高約6.3コマ/秒の 連写速度は爽快感が高い。また、ノイズリダクション機能を ONにしても連写速度が落ちないのは素晴らしい。 連写性能はモータースポーツやスポーツ撮影などの特殊な 用途と考えられがちだが、人物撮影(表情の変化を押さえる)、 夜景撮影(連写して手ぶれのない写真を手に入れる)、HDR 撮影(高速連写により三脚に固定しなくてもほぼ同じフレー ミングで撮れる)などに使える。 また、キヤノン50DはUDMA対応のCFカードを使えば約90枚の 連続連写が可能(JPEGラージ/ファイン設定時)というのも 嬉しい。 ニコンD90も連写速度は約4.5コマ/秒と、決して遅いわけではなく 実用性十分の速さであるが、50Dと比較して使うと、もう少し 速ければもっと爽快感が味わえるのでは…!? と感じた。 (これはニコンのシャッター音が気持ち良く、さらに高望み してしまうからだろう。) ちなみに利用したカードはどちらもSunDisk ExtremeIII(50Dが CFの30MB/s、D90はSDの30MB/s)。どちらもノートラブルで ある。 画質:ほぼ互角ややニコンD90 いろんな写真を撮って、いろんな写真で見比べてみたが、 さすがメーカーが威信をかけてだしてきている中級機だけに どちらもハイレベルの仕上がりになっている。 被写体や光の当たり方により優越が入れ替わることもあり、 いくつか気になる部分があっても、強いて不満を感じるような画質 ではないため、ほぼ互角と表現して差し支えないと思う。 強いて言えば、高感度時のノイズに関しては、キヤノン50Dの方が ノイズ(特に赤や緑などの偽色によるカラーノイズ)が目立つが、 全体で見てみると、その分質感が表現されているとも感じられる。 また50Dは、jpegで撮影した際に木々の枝葉など高周波成分が ややモヤッとしているように写ることがある。同じDIGIC4を搭載する Powershot G10にはそういった傾向がないようなので、これは 高画素化(保存サイズ圧縮)のため、もしくは連写可能枚数UP のため意図的にやっているのではないかと推測。 何にせよRAWで撮ればこの問題を回避できるので、50Dの 1500万画素のスペックを存分に生かしたいのであれば、 RAW撮りを前提にすると良いだろう。また、レンズは18-200 ではなく、より性能の良いレンズを使うと良い。 私の腕のせいもあるだろうが、総じて言うと、キヤノン50Dは 平凡と感じる写真もあれば、ハッとする写真も撮れるという 傾向が強かった。 例えば50Dで撮った ![]() (* 50Dで撮影) この写真だが、瞳の描写に思わず手が止まってしまった。 これが1500万画素の実力なのだろう。 上記画像をクリックするとオリジナルサイズに近い大きさで 見ることができるので、是非確認されたし。 対してニコンD90は、全体で見ると、ムラなくどれも満足度の高い 写真が撮れている感が強い。そして何よりも高感度時の画質が 非常に良い。これを超える高感度画質は、現状フルサイズ機を 選ぶしかないと断言できるほどである。 というわけで、D90が一歩リードという気がする。 但し、肌色の出方は50Dの方が私の好みである。 ![]() (D90で撮影) ライブビュー撮影:キヤノン50D ニコンD90のコントラストAFはキヤノン50Dよりもやや速い。 (それでも一般的に見れば遅い笑)が、精度がイマイチで 位相差検出式AFも選べないのはマイナス。 この点について「コントラストAFで十分の早さが提供できるので、 あえて位相差検出式AFは省いた」と言っていたが、やはり位相差 検出式も使えた方が便利である。 動画撮影:D90 そりゃ、キヤノンの50Dには動画撮影機能が無いので、ニコン D90の圧勝である(笑。 前回の記事で「動画撮影機能は楽しくない」と書いたが、これは 決してD90の動画は綺麗じゃないという意味ではないので注意 されたし。当然非常に綺麗であるし、また動画が撮りたいときに カメラだけで撮れるというのは大きなアドバンテージになるだろう。 ただし、クリップムービー的な手軽な使い方を想定しているのに、 実際使おうとすると手軽にはいかないという矛盾が存在する、 というのは、前回の記事で述べたところ。 そのうち、本体側(ハードかソフトは不明)での動画手ぶれ補正 機能が付いて、手軽に綺麗に…と、なるのではないか。 ![]() (D90で撮影) 液晶モニター:互角 どちらも精細で見やすい。 画素数:比較するだけ無駄 私がいつも言っているように「画素数が多いほど高画質ではない。」 キヤノン50Dは1510万画素と、画素数を欲張り過ぎたしわ寄せが あるような気もする。 マニュアル:それぞれに特徴が ニコンD90のマニュアルの大きさはキヤノン50Dのマニュアルの 約二倍の大きさ。当然その分文字も大きく、丁寧に書いてある。 じゃあD90の方が良いのかと言えばそうでもなく、携帯することを 考えると50Dの方が良い。 しかしながら、D90も50Dもポケットサイズのクイックガイドが付いて いるので、どちらもマニュアル自体を持ち歩くことはないとも言える。 となるとD90の方が…?笑 ちなみに50Dはマニュアルを補うかのごとく、小冊子が二冊付いて いて撮影の基本的な内容などが書いてある。 というわけで、今選ぶなら ・ 手持ちでの夜景撮影など高感度を重視するなら …D90 (ただし三脚を立てて撮るならどちらでも大丈夫) ・ スポーツ撮影やペットの撮影など動き回る物を撮るなら …50D ・ 夜景もスポーツもペットも撮らないなら …これは非常に迷う(笑。 と、なるだろう。 実力は拮抗していて、カタログスペックだけを見比べてもあまり 意味がないので、インターネットで両機種の作例を見比べたり、 実際に店頭で実機を手にとって使い、自ら結論を出すべきだろう。 ![]() (D90で撮影) ニコンD90 サンプル画像 キヤノン50D サンプル画像 code:d90
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