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[ レビュー記事 ] 2008/10/23(木)
DIGIC4を採用し、APS-Cサイズながら最高感度12800を 実現した50Dと、DIGIC3ながらセンサーサイズが一回り 大きいAPS-Hを積む、最高感度6400の1D MarkIII。 どちらのカメラの方が高感度時の画質がよいのでしょうか。 新しい映像処理技術を使った50Dなのか。それとも、 センサーサイズが一回り大きく、物理的に有利な 1D MarkIIIなのでしょうか。実験してみました。
![]() それぞれ三脚に固定し、ほぼ同じ条件にしてから ISO800から6400(50Dは12800)まで変化させて 撮影した画像の中央部をトリミングした実験結果が こちらです。 50Dは、ノイズ低減設定を「しない」にした場合と 「標準」にした場合、それぞれの画像を用意しました。 チェックすべきポイントは ・人形の毛がきちんと描かれているか(解像感) ・人形の台の部分にノイズが乗っていないか ・人形のお腹部分にノイズが乗っていないか ・人形のくちばしの色は再現されているか などです。 ISO800まではそれほど差を感じられませんが、 50Dのノイズ低減「なし」は、MarkIIIと比較すると ISO1600からカラーノイズが出てきます。 ノイズ低減「標準」であれば、ISO1600でも比較的 カラーノイズは目立たなくなりますが、やはり等倍で 確認すると解像感が若干落ち、画像が少しゆるく 感じます。 対するMarkIIIは、ISO1600でもノイズは目立たず、 解像感もしっかりしています。ISO3200になると さすがに輝度ノイズ(ざらざらしたノイズ)が目立ち ますが、カラーノイズはさほどでもありません。 50Dの方が色が鮮やかに描かれていて、ぱっと 見た目の印象が良いように思われますが、その分 カラーノイズも多めです。記憶色を優先した傾向が 強いと言えるでしょう。 一方でMarkIIIはやや地味とも言える発色ですが、 カラーノイズは良く抑えられており、忠実色を優先した 傾向が強いです。 この発色傾向の違いが、DIGIC3とDIGIC4の違いから 来るものなのか、それとも、50Dがハイアマチュア向け なので記憶色を再現する傾向が強く、MarkIIIがプロ向け なので忠実色を再現する傾向が強いからなのか、 その辺はこの実験結果から明らかにはなりません。 というわけで、ノイズだけ見てみると、1D MarkIIIの 方が有利だと言えます。いかにDIGIC4でも、センサー サイズの差を埋めるほどには至らなかったようです。 ただ、これもあくまで等倍でノイズだけを気にして 比べた場合の話です。例えばISO3200の画像を縮小して 見比べると、50Dのカラーノイズはさほど目立ちませんし、 むしろ発色の良い50Dの画質の方が好ましく見えます。 以上より、連写性能や耐久性などを別にすれば、50Dもかなり 「使える」カメラではないでしょうか。現場によってはMarkIIIよりも 50Dを選んだ方が良いという場面があるかもしれません。 特にWebでの利用を前提としている場合は、縮小して使うことが ほとんどのため、カラーノイズなどがそう目立たなくなるので、 悩ましい選択に迫られそうです。 そして、DIGIC 4を積んだMarkIIIがどんな仕上がりに なるのか、今から楽しみです…! (価格は低めにプリーズ笑。) 関連リンク :キヤノン EOS 50D 公式サイト :その他のEOS 50Dの記事 code:eos50d [ → ホームページに戻る ] |
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