RSS
CoolandCool >> 写真とブログ講座 >> ブログ >> スマイルシャッター機能の大きな誤算 〜Cyber-shot DSC-T200 レビューその3
 

[ 戻る ]

<< 古い記事 | 最新の記事 |  新しい記事 >>






みんぽすレビューのため、Willvii株式会社経由で
お借りしたソニーCyber-shot DSC-T200のレビューの続きです。
無償モニターなので辛口レビューになるコトもあります。

前回のレビューはこちらになります。
見た目薄く、持つとずっしり 〜Cyber-shot DSC-T200 その1
大画面タッチパネル液晶はあの子との距離を縮めてくれる 〜Cyber-shot DSC-T200 その2





■ 使えば使うほどデザインの虜に

最初にDSC-T200を手にした時から感じていたのですが
使えば使うほど、このデザインに惹かれます。

_IGP0029.jpg

カバーを閉じているときは、まるで女性の財布のような
シンプルさで、かつ、ゆるやかなカーブがエレガントさを
感じさせてくれます。

単なるスクウエアではなく、若干ラウンドさせて
いるのが良い感じです。



_IGP0025.jpg

それでいてカバーを開けると、レンズやフラッシュと
いったメカニカルなパーツが露出し、「CarlZeiss
Vario-Tessar」といったプラモデルのデカールの
ような文字が顔を覗かせるので、マニアな男心を
くすぐります。

カバーを閉じたときと開いた時の静と動を、計算し
尽くしたこのデザイン。DSC-T200、惚れますぜ…。


ちなみにカバーを開けるとそれだけで電源が
入ります。ただし、再生モードなど、レンズを露出
させたくない場合のために、カバーを閉じていても、
電源ボタンや再生ボタンを押すと、電源が入ります。




■ PDFマニュアルは凄かった

前回の記事で、簡易マニュアルしか付属してない!
詳細なマニュアルはPDFだ!とぼやきまくった私ですが、
渋々PDFマニュアルをインストールして見てみたところ、
凄かった(笑。



DSC03254.jpg

PDFマニュアルには、「色(ホワイトバランス)」や
「画素」などから丁寧に解説してあるスーパー
分かりやすいマニュアルでした。

これを紙メディアに印刷してくれれば…と、
本当に悔やまれます。




そしてもう一つ凄かったのが、「ステップアップガイド」。
何も分からない初心者のために、電源の入れ方とか、
メモリーカードの使い方とかをステップアップ式に解説
してるだけの、くだらないマニュアルなんだろうと、
期待せずに開いてみたら…。



DSC03257.jpg
低い位置から撮ることで、いつもと違ったアングルにもできます。

一般的なデジカメのマニュアルにはあまり書かれない、
それでいて"イイ写真を撮る"ために大切なコトを
動画で解説してくれます!



DSC03255.jpg
机や壁を利用して安定させることも、効果的です。

ワタシがいつも言ってることじゃないですか!




DSC03256.jpg
三脚があれば、構図がとりやすいため、手ぶれもありません。

さっ、三脚部!笑



ソニーは現在「ダブルでブレないだけじゃない!
として、「『ブレがない写真』を目指すのは、感動を
伝える写真を撮るための一つの手段にしか過ぎない」
という宣伝を行っています。

高感度や手ぶれ補正などといったトピック機能は、
下手すると目的と手段が入れ違ってしまうことが
あるので、これは大切な方向性だなぁと感じて
いたのですが、まさかこんなマニュアルまで
用意されていたとは。

このキャッチフレーズは伊達ではないという
SONYの意気込みを感じました。




■ スマイルシャッター機能の大きな誤算

DSC-T200などのソニー新型コンパクトデジカメの
目玉機能といえば、スマイルシャッター機能。
デジカメが、被写体の顔ばかりか表情まで感知し、
笑顔になったときにシャッターが切れるという
機能です。

で、「このカメラ、笑顔を感知すると自動で
シャッターが切れるんだよ〜」と、早速使って
みたのですが…。






私の周りにいた人たちは、既にみんな笑っている
ため、カメラを向けるだけですぐにシャッターが
切れてしまいます
(漠。

せっかく「大画面タッチパネル液晶で縮めた」あの子
との距離が、このせいで急速に距離が広がって
しまいました…
。信頼失墜です!

仕方ないので、「みんなまずは怒った顔をして!」
と言ってみると、それでまたみんな笑い出してすぐに
シャッターが(略。これは誤算でした…笑。


ちなみにスマイルシャッター機能は、最大で8人の
顔を認識し、認識した顔の周りに枠を表示します。
そのうちの一人の顔を液晶画面で触れることにより、
その人の表情に応じてシャッターを切ります。

そのため、普段はムッツリと怒っている人を選択
すればよいのかもしれません?笑



スマイルシャッター機能はこれだけで遊べる
結構面白い機能ではあるのですが、一つ残念
だったのが、スマイルシャッター機能が「ソフト
スナップモード(ポートレートモード)」や「夜景
モード」などと同列に分類されていること。

つまり、普通に撮影していて、スマイルシャッター
機能を使いたくなった場合、一度撮影モードを
切り替える必要があるのです。

また、ソフトスナップモード(ポートレートモード)や、
夜景&人物モードなどでは利用できませんし、
プログラムオート(撮影条件を好みで色々変更
できるモード)でも利用できません。

つまり、スマイルシャッター機能が「機能」ではなく
独立した「モード」という扱いのため、択一的な
利用となってしまうのです



恐らくはハードの限界が理由だと思うのですが、
この辺は次機種に期待、というところでしょうね〜。
できれば全てのモードにおいて、ボタン一つで
スマイルシャッター機能をON/OFFしたいところです。




■ 高感度特性は文句なし

とりあえずの撮影ですが、交差点で信号待ちになった際に
窓を開けて適当に撮った写真。

DSC03228.jpg

ISO2000です。ややディティールが損なわれ、
暗部にはノイズ処理特有のモアレが若干感じられ
ますが、ノイズ感はほとんど感じられず、びっくり
しました。画像をクリックするとオリジナルサイズを
表示するので確認してみて下さい。

色々試して撮ってみた結果、やはりISO3600辺りに
なるとかなりディティールがつぶれるのですが、
ノイズ感はほとんどありません。

個人的にはもう少しノイズを消さない代わりに、
ディティールを残した感じが好きなのですが、
このノイズ感の無さはさすがです。800万画素に
画素数を抑えているのが良い選択なのでしょう。


また、DSC-T200のフラッシュがかなり賢い
印象を受けました。場の雰囲気をあまり損なう
ことなく撮影できそうです。この辺りはこれから
色々と使ってみるので、詳細なレポートが
できると思います。




■ インフォームドコンセプト

撮影時にオッと思ったのが、シャッターを半押しに
した瞬間、画面に「シャッター速度、絞り、ISO」が
表示される点です。これが分かることで、これから
撮る写真がどういう写真になるのか、改善するには
どういう設定をすればいいのかが分かります。

こういった情報は初心者には全く無用だと
思いますが、コンデジはカメラに慣れた人が
サブ機としても利用することが多いため、
こういった表記があると撮影が非常に楽に
なります。

この表示が大きすぎず、さりげなく小さな
フォントで表示されるのがまたGOOD。


ところが、私が使ってきたキャノンのコンデジは
この表示がないため、とりあえず一度撮影し、
撮影した写真を表示し、そこでその写真のISOを
確認して始めてISOが分かる、といった具合
だったので、納得のいく写真を撮るためには
いちいち確認しなければいけませんでした。




また、DSC-T200では液晶画面の各アイコンに
触れると、操作解説が逐一表示されるように
なっています。

_IGP0003.jpg

タッチパネルならではの直感的な操作感と
相まって、分かりやすいインターフェースです。

もちろん、不要になればこういった解説の表示は
OFFに設定できます。




なお、気になっているDレンジオプティマイザー
機能なのですが、いろいろ設定を見てみても
設定項目が無く、マニュアルにも記載が
ありませんでした。

Webカタログを精査してみたところどうやら
自動でONになっているらしいです。そのため、
ON時とOFF時の効果の違いをチェックすると
いったことはできないようです。残念!



次回は添付ソフトの使い勝手や、撮影した写真を
「見る/楽しむ」機能についてレビューする予定です。

そろそろ作例も出さないとナァ…。
(なかなか写真を撮りに行く暇がありません。)


つづく








トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://sorryfull.blog8.fc2.com/tb.php/1030-74e29719

[ 戻る ]

<< 古い記事 | 最新の記事 |  新しい記事 >>

   
 
  文章や画像等の無断利用・転載はご遠慮ください。
なお、当サイトへのリンクは原則フリーです。
Copyright © 1997-2008 CoolandCool. All rights reserved.