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このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います) レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら

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ソニーデジタルフォトフレーム「Canvas Online CP1」と
ソニーホームネットワークサーバー「Liblog Station HS1」の
レビューです。




■ デジカメの次はコレ

昨今、デジタルフォトフレーム市場が活性を帯びてきている

デジタルフォトフレームとは、デジカメで撮影した写真を表示
する機能を持った、小ぶりの液晶モニターのこと。
撮影した写真を印刷することなく手軽に見ることができる
アイテムなので、デジカメやデジタル一眼の普及と共に
脚光を浴びることとなった。

フォトフレームの凄い点は、従来の「写真を見る」という概念の
根底を覆してしまうことだ。今までであれば、写真を見るためには、
アルバムを引っ張り出してきたり、もしくはパソコンを立ち上げ
どこかのフォルダに保存した画像を探してダブルクリックしたり、
もしくはデジカメの電源を入れてボタンを押して写真を探したり、
といった具合に何らかの「見る」アクションが必要だった。

しかしフォトフレームは違う。フォトフレームは常に写真を表示
し続けるので、視線を動かすだけで何百・何千枚もの写真を
見ることができる。そこには何らのアクションも必要としないのだ。
CP1であれば、周囲の明るさを感知して自動的に電源をON/
OFF(スタンバイ)するのでなおさらである。

設置するだけでOK。まさに、写真を「見る物からソコにある物」
へと変えてしまう画期的なデバイス
だと言える。


_IMG2824.jpg

通常のデジタルフォトフレームは、本体メモリーか、もしくは
差し込んだメモリーカードに保存されている画像を表示するが、
このCanvas Online CP1は無線LANを内蔵しており、ネット
ワークやインターネットに接続できるのが大きな特徴である。

つまり、無線LANの環境さえあれば、パソコンに保存
している画像
を表示したり、音楽を流したり、また、インター
ネットを経由してフォト蔵やPicasaウエブアルバム上の
画像を表示することができる
のだ。



なお、今回はフォトフレーム「Canvas Online CP1」とあわせて、
ホームネットワークサーバーの「Liblog Station HS1」もお借り
している。これは両者を併せて活用するとその可能性がググッと
広がるからなのだが、「Liblog Station HS1」を買わないと
「Canvas Online CP1」が使えないわけではない。

両者を併せて購入する必要はないので、ご注意頂きたい。




■ Canvas Online CP1の機能

では、まずCanvas Online CP1の機能から見ていこう。

液晶モニターの大きさは7型(800x480)で、この手の商品と
しては普通の大きさ。内蔵メモリーは512MBと小さめだが、
ネットワークやインターネットに存在する写真を表示できるので
ある意味「無限の写真を表示できる」と考えて間違いない。

ちなみに、写真は85MBまで、音楽ファイルは15MB/3曲までと
制限がある。この機種にはこのような制限がいくつか存在し、
その情報はマニュアルのあちらこちらに散在しているので
分かりにくい。


対応するメモリーカードはメモリースティック系(Duo,Pro,ProDuo)、
SDカード系(SDHCやアダプターを介したMini,MicroSD)、コンパクト
フラッシュ系(TYPE I, TYPE II)。内蔵メモリー、メモリーカードの他、
無線LANを利用してフォト蔵やPicasaウエブアルバム、ネットワーク
内のパソコンに保存している画像を表示できる。

さらに、無線LANを活用してYahoo!ニュースや個人のブログなどの
RSS(新着情報)を字幕風に表示させたり、ブラウザを起動させて
その記事を表示させることもできる。

なおUSBでパソコンに接続して、パソコンから直接CP1に画像を
移動/コピーということはできないので注意。



もう一点、Canvas Online CP1の特徴的なのがスピーカーを
備えMP3を再生できる点だ。写真を見ながら好きな音楽を
流すことができる。本体側には3曲しか保存できないので、
メモリーカードに保存した音楽ファイル、もしくはパソコンに
保存した音楽ファイルを無線LAN経由で流すことになるだろう。


_IMG2938.jpg

スピーカーは背面の左右にある。このスピーカーの小ささを
考えると、音質は驚くほど高いと言える。が、これは高音域を
高めてパッと聞いた際の印象を良くしているという側面が強い。
確かに音はクリアなものの低音域はやはり乏しいし、非常に
デジタル的で情報も少ない。なによりも長時間聞くと疲れて
くる音質である。

ただし、あくまでも本機においては音楽はサブ扱いであり、
ボリュームを大きくして使う物ではないので、バランスのとれた
音質だと評価できる。なお、最大音量にしても音が割れるような
ことはなかった。

ちなみに、下や後が堅い面に置いた方が、音が跳ねて音場が
広がるのでおすすめだ。


音楽とフォトフレームを組み合わせるという、今までありそうで
なかったコロンブスの卵的コラボ。音と映像を組み合わせると、
こんなにも写真を楽しめるのかと、驚かされることしかりだ。




■ 画質 〜DPF-V900との比較

次は画質に関して。私の所有しているDPF-V900と比較して
見ていこう。

_IMG2706.jpg
(後がDPF-900、前がCP1)

DPF-900は9型(800×480ドット)、CP1は7型(800x480)。
DPF-900の表示エリアがちょうどCP1の白いフレームも含めた
部分の大きさと同じである。

CP1は恐らくV900の姉妹機であるV700と同じ液晶パネルを
利用していると思われる。そのため、画質に関してはどちらも
同じ傾向だ。

つまり、非常に繊細で綺麗な映像を出してくれるが、下からの
視野角がやたらと狭く、目線より高い場所に設置すると画面が
黒ずんでしまう。その代わり、上と左右からの視野角は非常に
広く、かなり斜めからみてもきちんと見える。

_IMG2943.jpg
(正面から見たとき)

_IMG2944.jpg
(少し下から見上げたとき)


表示のエフェクト(スライドショー表示時のエフェクト)は
圧倒的にCP1の方が優れている。V900は単調で
見ていてすぐに飽きてしまうのだが、CP1は重ねたり
ズームしながら動いたりと、楽しさがある。そのため、V900が
「スライドショー」であるなら、CP1は「スライドアート」と言える
ほどである。

_IMG2946.jpg
(端が重なった二枚の上を速度の違う一枚が通り過ぎていく)

個人的にはもっとエフェクトが選べるようになると良いが、
現状最高の演出ができるフォトフレームなのではないかと
感じる。

また、細かいところではVP900は時計を表示しようとすると、
時計単体か、もしくは半分が写真で半分が時計しか選べず、
写真を表示するエリアが狭くなってしまうが、CP1では写真の
上に重ねて時計を表示できるため、いたずらに写真の表示
エリアをつぶしてしまうことがない。




次はネットワーク関連の機能などについて。


(つづく)




code:CanvasOnlineCP1






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富士フィルムFinePix F100fdのレビューです。
前回のレビューはこちら
・ スッピンでもOK! FinePix F100fd レビュー その1




■ 攻めの姿勢が見られない

_IMG1542.jpg

オートフォーカスの速度もズームの速度も悪くない。
広角28ミリスタートの光学5倍ズームに1200万画素と
性能は最近のコンデジのトップレベル。ストロボは優秀で、
周辺域までクッキリ写してくれる描写性能の高いレンズ。
光学手ぶれ補正機能、さらには抜群の顔認識機能に
ダイナミックレンジ拡大機能と、基本性能には隙がない。

画像表示の速度も速いし、一度に100枚の画像を
一覧表示できるマイクロサムネイル機能は非常に便利。



ところが今ひとつ物足りない。

従来比400%のワイドダイナミックレンジと銘打っているが、
効きが控えめなので、ほとんどの場合400%も拡張されていると
体感できることはないし、顔認識機能は応答速度も速く横顔
などにも正確に対応してくれるが、それとて従来の顔認識機能の
枠を超えたモノではない。

何かスパイスが足りないのだ。


だって、ダイナミックレンジ400%って、普通の画像より何かが
4倍スゴイ
ってことでしょ?ところが、この画像を見比べて
何かが4倍になっていると、感じられ…る?

1218523869s.jpg
ダイナミックレンジ100%

1218523882s.jpg
ダイナミックレンジ400%


暗部や明部で多少の差は見られるものの、「何かが4倍も
変わっているという程の印象は得られない。



ちなみに、私が「ダイナミックレンジ400%」という文字で
イメージする差はこの位だ。

my100.jpg
私のイメージするダイナミックレンジ100%

my400.jpg
私のイメージするダイナミックレンジ400%

もちろん、何も考えずにただ闇雲にダイナミックレンジを広げると
コントラストが弱く眠い画になったり、不自然な画になるという
デメリットが出てくるものの、400%を謳うなら、やはりこの位の
変化が無いと「あれ?こんなモノ?」という印象を受けてしまう。


特に、従来のFinepiexのウリであった高感度時の高画質という
アドバンテージがなくなりつつある今、そつなくまとめすぎて、
尖った機能がないF100fdでは、F100fdでなければいけない
理由がなかなか見いだせない。

これでは、最後の最後に「いい人なんだけど…」と断られてしまう
「欠点はないけど、面白みのない」人のようである。

難しいことを考えずにオートでシャッターボタンを押せば綺麗に
撮れる優等生デジカメではあるが、もう少し色気のある機種に
した方がよかったのではないかナ…と感じる。




■ FinePixたる宿命

もともと、FinePix F31fd辺りまでは「Finepixといえば
高感度時の画質」と言われるほど高感度での画質が
美しかった。FinePixのISO800で撮影した画像は
他社のISO200で撮影した画像に相当する程の画質で、
お世辞抜きでまさに圧倒的だった。


ところがその後、画素数競争や光学手ぶれ補正機能の
標準化などの流れにより、FinePixの高感度時における
画質のアドバンテージが薄れてしまった印象がある。

もちろん、その背景には高画素化という要素があるため
(画素数が上がるほどノイズが目立つようになる)一概に
以前の機種との比較はできないが、にもかかわらず
「FinePix」という冠が付く故に、どうしても高感度での
画質をメインに評価されてしまうという宿命を背負って
しまうのだ。


実際のところ、F100fdの高感度時のノイズ状況はそんなに
ヒドイものではないと思うが、ハードでカバーできない部分を
ノイズ処理でカバーしようとしたためか、高感度になる程、
グラデーションや質感が損なわれ、のっぺりとした塗り絵の
ような画質になってしまっているのは否めない。

そのため特に人肌など、階調性が重要とされる場合には
不自然な印象を受けるだろう。その割にエッジ周辺の処理が
優秀で、解像感が保たれており、画質の崩れは少ない



実際に見てみよう。

800.jpg
ISO800

細かい部分の描写もかなり残っており、そういった意味では
優秀な画質だと評価できる。


1600.jpg
ISO1600

だいぶノイズが出てざらざらしているが、カラーノイズは
抑えられている。また、一般的なノイズ処理を施した
画像のように輪郭が「解けた」感じになることなく、
ギリギリまで残っている印象だ。


総じて言うと、高感度時の画質は、解像感を残しつつ
階調性を犠牲にしたものだといえる。以前のFinePixを
自然美とたとえるなら、F100fdの画質は化粧した美と
表現できるだろう。

F100fdの高感度の画質は、このノイズ処理をして
「階調性が損なわれた」画質をどう見るかで変わってくる。
個人的には悪くはないと思うが、人によっては酷評に
つながる部分だろう。

ちなみにF100fdの最高感度はISO12800(300万画素相当)。
さすがにISO12800になると画像もだいぶ崩れてくるが、
それでも一昔前のISO1600クラスの画質である。


なお、低感度では変な癖もなく、全ズーム域で鮮やかで
シャープな画を見せてくれる。高感度でも高画質という点が
ウリだったFinePixが、今や皮肉にも「低感度の画質は抜群」と
称されることも少なくなくなってきた。

それぞれの画質はこちらのサンプル画像で確認して
欲しい。




■ それでやっぱり美肌モード

階調性や質感が損なわれてしまうノイズ処理だが、
実はその処理こそが肌荒れなどを隠す美肌加工に
必要な性能なのである。


DSCF7816.jpg
美肌モード無し

1218523968PNT6h8.jpg
美肌モード有り


ただ注意したいのは、美肌モードを使うと写っているモノ
全てを美肌にしてしまうのである(笑。前回の記事で
「顔認識の機能をあわせて利用したのが美肌モード」と
書いたが、これは誤りであり、肌以外の部分にも全て
ノイズ処理がかかってしまう。

例えば上のサンプル画像の場合、背景として右上に
写っている建物の質感を比べてみると分かるだろう。
それでもさほど不自然な画に感じないのは、エッジを
上手に残して最後に軽いシャープネス処理をかけて
いるからである。


ちなみにこの美肌モード、女性のみならず男性でも
面白いぐらいに美しく写してくれる…!お持ちの方は
是非お試しあれ。




■ 操作系にはやや癖がある

性能に関してはそつなくまとまっているが、操作に関しては、
撮影モードと並列に設定が用意してあったり、おなじみの
Fボタンにより設定が二系統に分かれていたりと癖がある。

特に露出補正が設定メニューを一度呼び出さないと使えない
ようになっているため、変更するのが非常に面倒くさい。
基本的にはオートで撮ってくれということなのだろう。

また、風景モードにすると(写真を鮮やかにする)クローム
モードが使えなかったり、ダイナミックレンジを手動で設定
できるモードが限られていたりと、設定におけるしばりが
少々ややこしい。


しかし、こういった点は使っているうちに徐々に慣れて、
気にならなくなるだろう。また、販売直後の価格が4万5千円弱
だったところ、今や最安値が2万5千円前後に下がってきている。

普通のコンパクトデジカメより一回り大きいイメージセンサーを
積んだデジカメが、普及価格帯の値段で買えるのであるから、
お買い得なデジカメの一つとして捉えることができる。


DSCF7877_20080817164441.jpg

高感度の画質がどうだ、とか、ここはこんな設定で撮りたい!
などとウルサイことを考えないのであれば、どんなシーンでも
確実に鮮やかな写真を撮ってくれるデジカメである。




code:F100fd






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ソニー α350のレビューです。
前回のレビューはこちら
・ とにかく楽しい!ソニー α350 レビュー その1




■ 新世代を感じさせる一眼レフデジタルカメラ

_IMG1262-Edit.jpg

前回の記事で不満点や疑問点を書き出したが、
純粋に撮影という行為だけで考えてみると、
α350はどこにでも持って行きたくなるカメラである。
実際、α350をお借りしている間は、自分のコンパク
トデジタルカメラの代わりにα350を持ち出していた
位である。

その最大の理由は、α350が従来の「一眼レフカメラは
こうあるべき」という枠を超えて、デジタルならではの
機能や楽しみ方を盛り込んだ、新世代を睨んでいる
カメラだからだろう。


DSC00309.jpg

写真は撮り手の精神状態が大きく影響するので、
気分が乗っているときはよい写真が撮れるものだ。
その点このα350なら、まるで近未来のガジェットを
扱っているようなウキウキ・ワクワク感があるので、
良いテンションを保ちながら撮影ができる。

「こんなの一眼レフではない」とする向きもあるかも
しれないが、「一眼レフはこうあるべき」なのか、それとも
「今までの一眼レフはこうせざるを得なかった」のか。
デジタルの無限の可能性をどのように取り込んで
いくか、今後楽しみである。



■ 「お手軽」なのに「お手軽」にあらず

α350を、気軽なツールに仕立て上げているのが、
ライブビュー機能である。誤解を恐れずに言えば、
α350はコンパクトデジタルカメラのように気軽な
カメラなのだ。

これは、決してコンデジのように機能が限定されている
という意味でもなければ、小さくて軽いという意味でもない。
α350はライブビュー機能のおかげで、撮りたいときに
コンデジのようにサッと撮れるという意味である。


_IMG1283.jpg

つまり、普通の一眼レフであれば、電源を入れる
→ファインダーを覗く→撮影する、という三段階を
経る必要があるのだが、α350の場合は、電源を入れる
→撮影する、の二段階で済む。

特にこの「ファインダーを覗く」という行為は非常に大げさで、
時に面倒であり、また撮影場所によっては周囲の人々に様々な
印象を与えてしまう。この行為を省くことができるのは大きな
アドバンテージだ。


DSC00257.jpg

普段私は、移動中の何気ないシーンなどを咄嗟に撮ろうと
思ったとき、私は一眼レフよりもケータイやコンパクトデジカメを
利用する。一眼レフだとどうしてもファインダーを覗かなければ
ならず、それが時におっくうに感じてしまう。しかし、α350を
携帯していた時はほとんどα350で撮影することができた。


このテンポの良さを加速させてくれるのが、本体上部にある
大きめなライブビュー機能切り替えボタンと、ライブビュー専用
イメージセンサーであることは言うまでもない。

IMGP0029.jpg

お手軽な動作で撮影できるのに、得られる画質は高画質。
これがα350の最大の魅力だろう。



■ 「お手軽」なのに「お手軽」にあらず

一眼レフの場合、画質に関してはレンズの性能も大きく
影響してくるので、付属していたキットレンズで撮影した
写真を使って画質を語るのはやや危険ではある。

というのも、キットレンズというものは、コスト的に標準的、
もしくはそれ以下の性能に抑えられているからだ。
と言っても、これはα350に限ったことではなく、全ての
メーカーについて言えることなので、手抜きされている
という意味ではないのだが、画質を判断する上で注意
しなければいけない点である。


_IMG1341.jpg

α350の場合、キットレンズであるDT 18-70mm F3.5-5.6
しか試していないが、それでも1420万画素は伊達ではなく、
海のさざ波など細かいところまで上手に描写されている。

抜けがよいクリアな色で、変な誇張もあまりなく、万人に
好感が持たれる画作りだと判断できる。

Dレンジオプティマイザーは思ったほど効いておらず、
私的にはやや物足りないが、あまり強く効かせて
不自然な画になってしまうよりは…という考えなのだろう。


DSC00288.jpg

ISOは800辺りからノイズが乗り出し、1600になると
細部がつぶれてくるが、縮小して使うことを考えると
ISO1600でも全然イケる。通常はISO800までと考えた
方がよいだろう。それでも、ボディ側の手ぶれ補正機能と
相まって、薄暗い場所での撮影にも威力を発揮すること
間違い無しである。

AFは速度も精度もなかなかのモノで、たまに外すことも
あったが総じてストレスに感じることはなかった。



■ α300かα350か

先日、1020万画素のα300がリリースした。α350との
違いは、画素数の他に連射性能(α300の方が上)位である。
画質の差はほとんど感じられないので、A3以上のサイズで
印刷することがあるのであればα350、連射性能を少しでも
優先したいならα300と考えると良いだろう。

画素数が大きいと、同じ枚数を撮影しても必要とされる
メモリーカードの容量は大きくなるし、パソコンに保存
することを考えると、ハードディスクの容量もより必要と
なってくるので、その辺も考えて選ぼう。



DSC00319.jpg

α350 サンプル画像




code:α350






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キヤノンiVIS HF10のレビューです。
前回までのレビューはこちら
安い+軽い+とにかく綺麗 iVIS HF10 レビュー その1
抜群のトータルバランス iVIS HF10 レビュー その2




GX100のレビューを書いていたらGX200が発売。
α350のレビューを書いていたらα300が発売。
DZ-BD9Hのレビューを書いていたらDZ-BD10Hが発売。

と、やられまくっている私ですが、このiVIS HF10も
とうとう数日前に後継機iVIS HF11が発売になって
しまいました。スミマセン。

R0011257.jpg

まだ詳しくチェックしたわけではないですが、HF10と
HF11の大きな違いはさほどないようで、HF11は
AVCHD規格での最高画質となる24Mbpsで撮影できる
点がウリのようです。

ただ、この辺りややこしいのですが、AVCHD規格では
DVDに記録する場合の上限が18Mbpsのため、24Mbpsで
作製したDVDは規格外となり、一般的なDVDプレイヤー
では再生できない恐れがあります。そのため、24Mbpsで
楽しみたい場合は素直にブルーレイディスクに書き出した
方がよいのかもしれません。

(ちなみに、本体単体ではブルーレイディスクやDVDへ
記録/ダビングすることはできません。)



R0011214.jpg

やや話が横道にそれましたが、このiVIS HF10、かなり
売れているそうで、

----------
デジタルビデオカメラは、3月に発売したハイビジョンタイプの
「iVIS HF10」が、売上の増加とシェアの拡大に大きく貢献。
「内蔵メモリとSDメモリーカードのダブルメモリによる利便性や、
小型軽量、長時間記録が好評」だという。上期の販売台数は、
前年同期比8.3%増となった。
----------

という記事を目にしました。

確かに、前回の記事にも書いたとおり、ほぼ死角無しの
ビデオカメラだと評価できます。


唯一というか、唯二の欠点は、塗装が傷つきやすいことと、
本体側での編集機能が貧弱であることです。

また、本体付属の標準バッテリーは容量が小さいため、
別売りの大型バッテリーが必須と書きましたが、
8月下旬に従来の大型バッテリーよりもさらに大型の
バッテリー「BP-827」が発売されるようです。

標準バッテリー(BP-809)だと50分のところ、大型
バッテリー(BP-819)で1時間45分、さらに新型の
超大型バッテリー(BP-827)で2時間50分の撮影が
可能のようです。ユーザーの方は要チェックです!



さて、今までの記事で、性能に関する点はほぼ語り
尽くしたので、今回は、「映像を撮ったらその映像を
楽しみたいよね」、ということで、撮影した映像をどう
楽しむかについてフィーチャーします。


まずは当然、本体で再生してその場で楽しむという
ことができます。撮ったら見て、休憩時に見て、という
感じです。普通はコレですネ。

_IMG8395.jpg

欠点は…ただでさえ容量の少ない標準バッテリーの
場合、バッテリーが減っていくことと、公共の場だと
音声をあまり楽しむことができないということです。

本体の液晶モニターはかなり綺麗なので、モニターの
サイズに目をつぶれば、これでもかなり楽しめます。



車で移動していて、車にDVDプレイヤーが装着されて
いる場合は、車で楽しむこともできます。

_IMG8679.jpg

電源をシガーライターソケットから取れば、バッテリーの
心配もありませんし、音量もガンガンあげることができます。
(シガーライターソケットに接続するコードは付属していない
ので別途用意する必要がありますが。)



と、今までの方法はiVIS HF10本体を使って再生して
いましたが、iVIS HF10はSDカードにも記録できるという
強みを生かして、

_IMG8695-Edit.jpg

撮影後SDカードを抜き、


_IMG8705_20080725202821.jpg

そのSDカードをノートパソコンにさして映像を楽しむ
ということもできます。

iVIS HF10のバッテリーを心配する必要が無く、
ノートパソコンの画面で大きく映像を楽しむことが
できるのでかなりお勧めなのですが、

・ ノートパソコンを持ち運ばないといけない
・ 意外とハイビジョン映像の再生はスペックが要求される

という問題が発生するので、注意が必要です。



今風なオシャレ(?笑)な楽しみ方は、iPodや動画対応の
ウォークマンなどに映像を入れ、映像を日常的に持ち
運んじゃうやり方です。

_IMG8722.jpg

今回は私が個人的に愛用している、SONYのウォークマン
NW-S716Fを利用しました。

このウォークマンのウリは、なんと言ってもこのコンパクト
サイズながらの高音質と、なかなか効きの良いノイズ
キャンセリング機能です。


NW-S716Fが対応している動画はMPEG4とAVC(H.264)
形式で、サイズは320x240です。そのままではiVIS HF10で
撮影した映像をウォークマンで見ることはできないので、
BatchDoo!という無料ソフトを使い、以下の手順で
ファイルを変換し、ウォークマンにコピーします。


1) 付属ソフトImageMixer 3 SEを使い、iVIS HF10から
パソコンに映像ファイルを取り込む。

2) ImageMixer 3 SEの[ファイル]メニューから[ファイルの
書き出し]を選び、[動画共有サイト用]にチェックを入れ、
[書き出し]をクリック。取り込んだ映像ファイルを書き出し
ます。

3) BatchDoo!を起動し、書き出されたファイル(初期設定
ではビデオフォルダに書き出されます)を、BatchDoo!で
開く。続けて、[おまかせ]から[Apple-iPod]を選び、
[GO!]をクリック。ファイルを変換します。

4) ウォークマンをパソコンにつなぎ、ビデオフォルダに生成
された拡張子mp4のファイルを、ウォークマンの[VIDEO]
フォルダにコピー。


やや手順が多いですが、処理はコピーと変換だけなので
それほど時間はかからず、数分もあれば作業は完了する
はずです。

(ちなみに、ImageMixer 3 SEを使って映像を編集しようと
すると、それなりのスペックを持ったパソコンと時間が
かかることになりがちなのでご注意を。)


こうして、お気に入りの映像をウォークマンに入れて
持ち歩けば

DSC01472_20080725210210.jpg

ちょっとした合間に友人と一緒に映像を楽しむことが
できます。今回はモデルさんにこのウォークマンを貸し、
実際に映像を友達と一緒に楽しんでもらいました。
携帯用の小型スピーカーがあればなおよしですね!



そして最後に、大勢の人に手軽に映像を見てもらいたい
場合には、ブログに映像を貼り付けたり、動画サービス
サイトに動画をアップロードするのが手っ取り早くて
オススメです。

ご利用のブログが動画サービスを提供していれば、
それを利用するのが一番お手軽でよいと思います。
画質にこだわるのであれば、今お勧めの無料動画
サービス「Zoome」を利用してみましょう。



Zoomeは、比較的画質を保つことができるH.264形式を
動画変換の際に利用しているので、Youtubeなど
大手の動画サービスサイトに比べると高画質で動画を
投稿することができます。

ただし、試してみたところ、若干コントラストが変わるよう
なので、純粋なレビュー目的には向かないかもしれません。



以上でiVIS HF10のレビューを終える予定だったのですが、
レビューのための撮影を行った際、モデルさんがものすごく
iVIS HF10での撮影を楽しまれていました。

iVIS HF10が軽量ということもありますが、それ以上に、
見たものを映像に残すという行動に秘められた、
クリエイティブな楽しみを再認識した気がします。


そこで、最後にそれらのカットを入れておきます。
なお、iVIS HF10で撮影したサンプル静止画像はこ
ちら
からご確認下さい(携帯でもアクセスOKです)。


_IMG8403.jpg

_IMG8411.jpg

R0011213.jpg

R0011227.jpg

R0011216.jpg


R0011276.jpg





code:ivishf10






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日立DZ-BD9Hのレビューです。




■ Blu-ray直系

DZ-BD9Hは日立製作所のブルーレイディスク ビデオカメラ。
まるで銀河英雄伝説にでてくる宇宙船をモチーフにしたような
デザインが印象的だ。

_IMG1459.jpg

実は、ブルーレイディスクを採用したビデオカメラは
この日立製作所が出しているDZ-BD9Hをはじめ
とするブルーレイカム WOOOシリーズだけなのだ。



_IMG1473.jpg

今やハイビジョン全盛の時期なので、なんとなく
ハイビジョン=ブルーレイ的なイメージがあるかも
しれないが、実は他社のハイビジョンビデオカメラは
AVCHDと呼ばれる規格であり、DVDやHDD、SDカード
などに記録することはできるが、ブルーレイディスクに
直接記録できるわけではない。

つまり、ブルーレイディスクに記録できるBlu-ray直系
ともいえるべき唯一無二のビデオカメラがこのDZ-BD9H
をはじめとするブルーレイカム WOOOシリーズなのだ。


_IMG1463.jpg

DZ-BD9Hは記録媒体として8cmブルーレイディスク
の他に8cmDVDとSDカードに対応している他、60GB
という大容量のHDDも内蔵している。

そのため、記録媒体としては何でも入りの感があるが、
SDカードに関してはSDHCに非対応(つまり2GB以下
まで)だったり、そもそもSDカードは静止画像専用なので
若干の注意が必要だ。



こんな何でも入りビデオカメラだけのことはあり、
大きさはやや大きめで重め。

DSC00216.jpg

小柄な女性が持ってもさほど違和感のない大きさだが、
重さは…女性による長時間の撮影だと、片手持ち
ではさすがに疲れてくるだろう。男性なら大丈夫。

ただし、ある程度重みがある方が手ぶれしにくくなる
ので、何が何でも軽い方が良いというわけではない。
特にDZ-BD9Hは手ぶれ補正の効きが弱いため、
若干重めの方がよい…のかもしれない…?笑




■ 操作感はチグハグ

ホールドしてみた感じや、メディアの切り替えなどは
良くできていて問題ないのだが、

_IMG1462.jpg



細かい操作に関わるコントロールパネルがイマイチ。

_IMG1472.jpg

この辺のボタンはもう少し似た機能同士をまとめるなど
整理して、大きさを変える、形状を変える、などして、
区別させた方がよいのではないかと思う次第デス。



特に迷ったのが記録した映像間の移動。
早送りや巻き戻しはできても、次の映像や
前の映像に移動できない。

かなーり迷ったあげく、お手上げ状態となり
マニュアルを読んでみると

_IMG1468.jpg

左真ん中「ディスクナビゲーション」を押す、
ということが判明。



_IMG1470.jpg

「停止中に操作レバーを左右に倒せば前後の
映像に移動する」でイイじゃん…と思うことしかり。
もっと直感的な操作系統にした方が良いとは
思うが、このディスクナビゲーションは確かに
使いやすかった。




■ 画質はスッピン美人系

画質はややあっさりした感じだが高精細。
発色はそれほど悪くはなく、解像感も高いのだが、
なんだか物足りなさを感じる。

h1241.jpg



もう少しシャープネスを強めると良い画になるのでは
ないかと思うのだが、敢えてそれをせずに、ハードの
良さを生かした解像度の高い(=精細な)画づくりを
しているのではないかと推察される。

h1252.jpg

お化粧をして魅せるのではなく、スッピン美人で
勝負をかけてくる画質という感じだが、この辺りは
好みが分かれると思う。



なお、輝度差の激しい所では

h1232.jpg

パープルフリンジ(エッジ部分に現れる紫などの偽色)が
盛大に出てくる。上記画像はパープルフリンジのせいで
夕焼けの時のように見えるが、実際は日中に撮影した
ものである。



光学ズームは10倍なので

_IMG1467.jpg

あらゆるシチュエーションで活躍してくれるだろう。
ズームの速度も問題なく速いが、AFの速度はやや
遅めか。




と、昨日の午前5時までかかって文章を書き、
翌日文章を仕上げていたら、DZ-BD9Hの後継機、
DZ-BD10Hがリリースしたとのニュースが
飛び込んできた!

最近こんなんばっかでスミマセン。




■ 何に重きを置くか

DZ-BD9Hの良さは、

・ ブルーレイディスクに直接記録ができる
・ 大容量60GBのHDD
・ 飾らない素の良さで勝負する画質

などが挙げられるが、一つ惜しいのはホームページで
これらの訴求点が上手に語られていないことである。

例えば、「きめ細やかな高画質」「肌の質感までも
キレイに撮れる」といった言葉と、少しの画像だけでは、
DZ-BD9Hが目指す「敢えて輪郭強調をかけずに解像感を
高めた画質」といった方向性は浮き彫りになってこない。
これではモッタイナイ。


派手な画質ではなく、ナチュラルな傾向の画質が好みで
あったり、ブルーレイディスクをバリバリ使って最先端を
突っ走っている感を存分に味わいたいという方には
お勧めの機種だと思う。



最後に、サンプル動画と画像を。

h1254.jpg

動画1(mov形式。640x360にリサイズしています。)
動画2(mov形式。640x360にリサイズしています。)
動画からキャプチャした静止画像




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